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スイスを後に…TGVユーロシティでパリへ 1998/1/5(月) 晴後雨

今日、1月5日は幼なじみの良典の誕生日だ

おめでとう 

お互い、もう24になっちまって…
早いってもんじゃないね

これで良典とのつき合いも20年を越えたんだな

20年か 
えらい年数だな 
ハンパじゃねぇな

まぁ帰ったらまたそういう話できんだろうな
楽しみにしとこう

そんな日オレは、スイスに別れを告げてきた

朝10時ちょい前に朝食をとり、11時過ぎにホテル「Les S4Natios」を出たんだ

ここの主人英語通じるし、いいオジさんだったなぁ
それにその奥さんキレイだったなぁ

ジュネーヴの中では結構安い方なんだろうな
このホテル、ガイドブックにでも出してみっかな

でも、朝食パンだけで5SFっていうのは高い気がする
でも、ホテルの朝食なんてこんなもんだろう

オレが泊まっているパリのホテルだって22FFもすんだから…
そんな相場なんだろうな

まぁ、でもよかったよ 
いいホテルだったよ

ありがとうございます

オレは電車の時間までレマン湖周辺を散歩しに行ったんだ
今日もいい天気だったから、すごいキレイだったよ

山もすごいキレイだった
やっぱ青空が一番似合うね
この大自然ていうのは

キレイな風景を写真におさめたし
花時計も見たし
教会の鐘が12時を知らせてるし

ということで、オレはパリ行きのTGVユーロシティに乗り込んだんだ
またまた超簡単な出国審査をし、午後12時30分定刻通り電車は動き出した

ジュネーブの街をアッという間に抜け出し、列車は荒野の中を走り続けた

変わりゆく景色をずっとながめていた

大平原、岩山、森
ほとんど集落というのを見かけなかった

ブルゴーニュ地方を突っきり
ただただ列車は走り続け
ただただオレは景色をながめるだけだった

それから数時間後、パリ・リヨン駅に到着したのだ

久しぶりに感じた 
帰ってきたなぁって感じた

外は雨だったが街を歩いてみた

デザインされた街だ 
つくづく感じた

大自然から硬質の街へ
どちらも嫌いじゃない 

ハッキリ言って好きだ

アルプスの大自然とパリの街並み

まさにヨーロッパである

オレが頭の中に描いていた、ヨーロッパの1日であった

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この記事を書いた人

私は運の強い絵描きです。
3歳の時、大きな川に落ちましたが、無事生還しました。
そして転職を23回した面接のプロであり、たくさんの良い人たちに出会うことができました。
スペインでマドリードリアリズムを学び、十数年後、抽象画に目覚めた私は、これからも多くの人に癒しと幸運を与えられる絵画をお届けします。

I am a strong luck painter.
When I was 3 years old, I fell into a big river but survived.
And I am a professional interviewer who has changed jobs 23 times and met many good people.
After studying Madrid Realism in Spain, I discovered abstract painting more than ten years later, and will continue to deliver paintings that can bring healing and good fortune to many people.

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