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親友からの手紙① 1997/10/24 (金) 晴

いやぁ、スゲー時間の流れが早かった

どうしようもない早さだった
たまらなく早かったなぁ

木曜日、土屋さんチの近くのレストランにパエージャを食べにいこうって話になった
パエージャなんてバルセロナで食べた以来だったから、まぁいいかということで食いにいくことにした

メヌーデル・ディアだったから結構満腹になったし、ワインも1人ボトル1本って感じだったから、すげー満足だった

本当はそのまま、次行こうってことになるんだけど、オレの場合はお仕事があるからそのノリはできなかった

まぁ、でもバイト12時に終わったから、そのまま土屋さんチに行って飲むことにした

もう飲んじゃったら止まらない
気が付いたら4時

だからそのまま土屋さんチに泊まっていった

そういえば土屋さんが、タダでピソに泊まっていいぞって言ってた

じゃあ、12月からでもそうすっかな
どんだけ泊まろうかな

15日にするか20日にするか、迷ってるんだ

まぁ、11月3日までに決めなくちゃな

まぁそれはいいとして、次の朝?昼?2時半に起きた

久しぶりにゆっくり寝ていられた
しかも1人で

あのペンシオンじゃ味わえない生活だ

それからまた水曜日に食べたような、ボリュームたっぷりな野菜ラーメンを食べたんだ
相変わらず、うまいぜ

そんで部屋に戻った

オレももう時間がなかったから、シャワー浴びてすぐ学校へ行こうと思っていたんだ

そしたら、親友増田雅之から手紙が届いていた

オレは急いでシャワーを浴びて、もう部屋を出なきゃいけない 時間だったんだが読んだ

雅之らしいなって思ったのは、キレイにワープロで書いてあったからだ
最初の方に書いてあった
あのハガキじゃ、どういう生活してんだか詳しくわからんって

それもそうだな
干潟のみんなは絵ハガキだったもんな

悪いことしたな
まぁ、また手紙でも送ろう

オレはこの5ヵ月間でいろいろなことを経験したんだ

長い文になりそうだ

つづく…

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この記事を書いた人

私は運の強い絵描きです。
3歳の時、大きな川に落ちましたが、無事生還し、その後はたくさんの良い人たちに出会うことができました。
スペインでマドリードリアリズムを学び、十数年後、抽象画に目覚めた私は、これからも多くの人に癒しと幸運を与えられる絵画をお届けします。

I am a strong luck painter.
When I was 3 years old, I fell into a big river but survived.
And I am a professional interviewer who has changed jobs 23 times and met many good people.
After studying Madrid Realism in Spain, I discovered abstract painting more than ten years later, and will continue to deliver paintings that can bring healing and good fortune to many people.

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