そして、20人ぐらいの外国人と一緒に2317m地点まで一気に登っていった
ロープウェイで、たったの10分
アッというまに2317m地点に到着したんだ
そして、ロープウェイから降り景色をながめた
アルプスである
これがアルプスである
テレビや雑誌で何度も見たアルプスの山々がオレの目の中に飛び込んできた
写真を撮りまくった
周りの外国人たちも撮りまくってた
当然である
なぜならアルプスだからである
20分後、ロープウェイに再度乗り込み地上へと向かった
たった20分のメインイベント
でもよかった
デカかった
白かった
迫力があった
そして自分が小さく感じてしまった
大自然のすばらしさと、デカさを一気に味わった感じだ
本音を言えば頂上まで行きたかったんだが、仕方のないことだ
きっと山の神様が楽して富士山より高いところに登るなって止めたんだろうな
それもそうだよな
オレ帰ったら
「スイスとフランスの国境ちかくの富士山より高い山登ったんだぜ」
って自慢しようと思っていたんだ
でも今は、逆に登れなくてよかったと思っている
理由は簡単、「楽」だからだ
富士山を登った時のあの苦しさを簡単に越しちゃいけないよな
あれはすごいステキな思い出だったもん
まぁ、でも今日もよかったよ
ハイジやクララはいなかったけどよかったな
アルプスって感じだった
もっとスイスをまわってみたいな
もっといろんな所あんだろうし、またいつか来てみたいね
そん時はスキー板かスノボをかついでくるよ
いつかやりたいね、このスイスで
そんでオレはこのシャモニーから白土の家に電話をしたんだ
久しぶりだったなぁ
そういやぁ、佐々木が結婚するって言ってたな
おめでとう
相手は誰なんだろう
まぁそのうちわかるな
帰ったらまた飲んべーって言ってた
そっかあと5日後には、オレ日本にいるんだ
あーーーーーーーーーって感じだ
まぁ何も言わないけど
さて、オレはジュネーヴに戻るためにまたバスに乗ったんだ
チケット買うのにちょっと手間がかかったけど、なんとか買えたし、
ジュネーヴで往復切符買うより安上がりだったよ
ちなみにロープウェイ代も現地の方が安かった
ジュネーヴに着いたオレはフッと考えてしまった
あっ、オレ今パリの人間なんだっけって
急に思い出したんだ
ジュネーヴとパリがゴッチャになってしまっていたようだ
まぁ大丈夫だけどね
その後オレは、メキシコレストランに食べに行ったんだ
スペイン語通じるんじゃないかなって思ってよ
中に入ってしゃべってみた
スペイン語、話せる人いなかった…
別にいいか
そして食べた
メニューは鶏肉のスープとメキシカントルティージャとブリトーだ
味は…うーんキツイって感じだ
これでしばらくはブリトー食えないな
やっぱ日本食が一番だ
今日はつくづく思ったよ
あぁ、ソーメンが食べたいな
とりあえず、シャモニー
オレがお金持ちになったらまた来るよ
それまで、お互いお元気で
この留学のヨーロッパ最東端に行った
あとは西へ向かうだけだ
その後は空から極東に向かうよ
また来たいな、スイス