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アビラ旅行 後編 1997/7/27(日)晴

まず朝、いつもより早く起きて、アトーチャ駅に向かった

駅に着いた途端、気が変わりそうになった

11時15分のアビラ行きは急行ではないか

予約がないと乗れないのを知っていたので、 外をブラブラしていた

やっぱり行かねーかな、とも思った

とりあえず、駅の近くの道端でパンとチーズを食べることにした

パンを食べてる最中に、スペイン人の女の人に話かけられた

浮浪者のような俺を見て、カワいそうに思ったんだろう

悲しい目で話かけてきた
「スペインは好きか?」とか
「1人で来たの?」とか
「言葉はできるの?」とか

「1人で来た」と言ったら、 「強いコね」と言って、 肩をたたいて、そのまま行ってしまった

よくわからない状況だったが、とりあえず浮浪者に見えたことは確かだろう

それは仕方のないことだ

もう何も気にしてないよ

まぁ、それはいいとして、その後時間潰しにプラド美術館へ行った

プラドはやっぱりいいな~って思いながら、12時40分またアトーチャ駅へ

もう、絶対に行こうって心に決め、キップを買った

そして何度も時間と乗り場を確かめ乗った

アビラ行きの電車はなんと2階建て

気の弱い俺は、下の座席で満足していた

空いていたし、快適だった

そして、13時36分予定より、3分遅れで動き始めた

この留学、初めての旅

今まで、マドリッドから1歩も出なかったのに、ついに

そんなことを思いながら、電車はアビラへと向かっていった

暗い地下鉄道を抜け、街中へ

そして、街を出たと思ったら、広大な乾燥地帯へ

何もない広大な大地

俺はこれが見たかったんだ

鉄道の旅はいいなぁ

つくづく思った

そして、広大な大地もそろそろ見飽きたころ、電車はアビラへ

時間にして、約2時間ちょっと

ゆったりした片道が終わった

そしてさっそく街中へ

アビラは初めてだが、適当に歩いてたらメインの城壁が見えてきた

デカイ 本当に兵士が今にも出てきそうだ

何だか、北斗の券に出てそうな城壁だった

そして、城壁内を適当に歩き回ってみた

これといったものはなかったが、満足だ

だってまた一つ、歴史のある小都市を訪れることができたのだから

城壁の外はまた、広大な大地が広がっていて その風景と城壁を自由に、なおかつ楽しく見てまわれるように 馬車と電動機関車が走っていた

このアビラに来て感じたこと

とても静かで、時の流れがゆったりしている街
中世の時代から何も変化してない街

そんな感じかな

住むんだったら、こういうところがいいんだよな

ここに住んでる人はいいな
なんてことを思いながらマドリッドに帰るため 駅へ向かっていった

小都市「アビラ」

今日行って本当に良かったと思う

気分転換になった

そしてまた、違う小都市を訪れてみたいとも思った

スペインにはまだまだいろいろな都市がある

今回行けるところは少ないかもしれないが、 次回の旅の時は、いろいろまわってみたい

まだ俺の知らないスペインが沢山あるんだから

今日の旅で、スペインのことをもっと知りたくなった

今日は本当に良かった

ありがとう、小都市「アビラ」

ちなみに帰りの電車は混んでいて、イヤだった

イキナリ現実に戻された気分だった

まぁ、現実は現実だから仕方ないか

アビラ旅行 後編 1997/7/27(日)晴

まず朝、いつもより早く起きて、アトーチャ駅に向かった

駅に着いた途端、気が変わりそうになった

11時15分のアビラ行きは急行ではないか

予約がないと乗れないのを知っていたので、 外をブラブラしていた

やっぱり行かねーかな、とも思った

とりあえず、駅の近くの道端でパンとチーズを食べることにした

パンを食べてる最中に、スペイン人の女の人に話かけられた

浮浪者のような俺を見て、カワいそうに思ったんだろう

悲しい目で話かけてきた
「スペインは好きか?」とか
「1人で来たの?」とか
「言葉はできるの?」とか

「1人で来た」と言ったら、 「強いコね」と言って、 肩をたたいて、そのまま行ってしまった

よくわからない状況だったが、とりあえず浮浪者に見えたことは確かだろう

それは仕方のないことだ

もう何も気にしてないよ

まぁ、それはいいとして、その後時間潰しにプラド美術館へ行った

プラドはやっぱりいいな~って思いながら、12時40分またアトーチャ駅へ

もう、絶対に行こうって心に決め、キップを買った

そして何度も時間と乗り場を確かめ乗った

アビラ行きの電車はなんと2階建て

気の弱い俺は、下の座席で満足していた

空いていたし、快適だった

そして、13時36分予定より、3分遅れで動き始めた

この留学、初めての旅

今まで、マドリッドから1歩も出なかったのに、ついに

そんなことを思いながら、電車はアビラへと向かっていった

暗い地下鉄道を抜け、街中へ

そして、街を出たと思ったら、広大な乾燥地帯へ

何もない広大な大地

俺はこれが見たかったんだ

鉄道の旅はいいなぁ

つくづく思った

そして、広大な大地もそろそろ見飽きたころ、電車はアビラへ

時間にして、約2時間ちょっと

ゆったりした片道が終わった

そしてさっそく街中へ

アビラは初めてだが、適当に歩いてたらメインの城壁が見えてきた

デカイ 本当に兵士が今にも出てきそうだ

何だか、北斗の券に出てそうな城壁だった

そして、城壁内を適当に歩き回ってみた

これといったものはなかったが、満足だ

だってまた一つ、歴史のある小都市を訪れることができたのだから

城壁の外はまた、広大な大地が広がっていて その風景と城壁を自由に、なおかつ楽しく見てまわれるように 馬車と電動機関車が走っていた

このアビラに来て感じたこと

とても静かで、時の流れがゆったりしている街
中世の時代から何も変化してない街

そんな感じかな

住むんだったら、こういうところがいいんだよな

ここに住んでる人はいいな
なんてことを思いながらマドリッドに帰るため 駅へ向かっていった

小都市「アビラ」

今日行って本当に良かったと思う

気分転換になった

そしてまた、違う小都市を訪れてみたいとも思った

スペインにはまだまだいろいろな都市がある

今回行けるところは少ないかもしれないが、 次回の旅の時は、いろいろまわってみたい

まだ俺の知らないスペインが沢山あるんだから

今日の旅で、スペインのことをもっと知りたくなった

今日は本当に良かった

ありがとう、小都市「アビラ」

ちなみに帰りの電車は混んでいて、イヤだった

イキナリ現実に戻された気分だった

まぁ、現実は現実だから仕方ないか

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この記事を書いた人

私は運の強い絵描きです。
3歳の時、大きな川に落ちましたが、無事生還しました。
そして転職を23回した面接のプロであり、たくさんの良い人たちに出会うことができました。
スペインでマドリードリアリズムを学び、十数年後、抽象画に目覚めた私は、これからも多くの人に癒しと幸運を与えられる絵画をお届けします。

I am a strong luck painter.
When I was 3 years old, I fell into a big river but survived.
And I am a professional interviewer who has changed jobs 23 times and met many good people.
After studying Madrid Realism in Spain, I discovered abstract painting more than ten years later, and will continue to deliver paintings that can bring healing and good fortune to many people.

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