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眠れない夜 1997/7/18(金)晴

やっぱり、あのペンシオンは人気がある

人がいっぱいだ 前にも書いたが、ユースホステルから流れてくる人がたくさんいるんだ

俺は昨晩、いや今朝ペンシオンに戻った

今の部屋に女の子が2人入ってきたため、俺は別の部屋に移動された

しかし、今朝戻ってみると、その別の部屋に空いてるベットはなかった

俺がいない間に、また1人多く入ってきたみたいだ

かなりツラかった

もう俺はイヤになって、ビルの階段で寝ることにした

冷たく硬い階段で…

それでもやっぱりツラいので、ペンシオンに戻り、ソファーで眠ることにした

そしたら主人が起きてきて、また別の部屋に入れてくれた

なんだか、よくわからなくなってきたなぁ

ソファーで寝ていた時、久しぶりにマドリッドに戻ってきた台湾の家族が
「何だ?」 ていうような顔で俺を見ていた

今朝は本格的にイヤな気分だった

本格的に自分のスペースがなくなっている

まだ今月も長い

月曜日に不動産屋に交渉しに行くつもりだが、 月曜と言ってもまだ21日だ

7月が終わるまで、10日以上ある

耐えられるかな?
途中でキレたりしないかな?

ペンシオンの主人や奥さん、イイ人だから ゴタゴタを起こしたくない

キレイにサヨナラしたい

だから、ただ早く時が過ぎるのを待つしかない

俺は毎日のようにそう願っているんだ

それから、何度か電話していた日本料理店「秋」の木村さんが「カリオケヤ」にやってきた

「秋」の従業員の人と一緒に、5人でカラオケをしていた

何か、スゴイいい人ばかりだ

関西系の人が多いので、ちょっとコワイ感じもあるが、 板前さんだからいいでしょう

やっとお礼を言えた

これからも長い付き合いにしたいな

俺、あまりケンキョ過ぎないで、どんどんしゃべって、 ハメを外す時はめいっぱい外そう

それが板前さんの世界の人には、ちょうどいいだろう

とりあえず、この調子でガンバロー

早く7月終わってほしい

それが今の俺の願いだ

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この記事を書いた人

私は運の強い絵描きです。
3歳の時、大きな川に落ちましたが、無事生還し、その後はたくさんの良い人たちに出会うことができました。
スペインでマドリードリアリズムを学び、十数年後、抽象画に目覚めた私は、これからも多くの人に癒しと幸運を与えられる絵画をお届けします。

I am a strong luck painter.
When I was 3 years old, I fell into a big river but survived.
And I am a professional interviewer who has changed jobs 23 times and met many good people.
After studying Madrid Realism in Spain, I discovered abstract painting more than ten years later, and will continue to deliver paintings that can bring healing and good fortune to many people.

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