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夜中の3時 1997/7/15(火)晴

これから日記をつけるのは、次の日の朝ということになるだろう

たぶん、今月は…

何せ、バイトが夜中の3時過ぎまでだし、部屋に帰ったら帰ったで 電気がつけられないし
特に今、二人部屋だし

それは仕方のないことだが、夜中に帰るというのはやはりコワイ

夜中の3時過ぎても人が結構いる
バルも3時過ぎまで開いてるところがあるし、 それに歩きで通ってるのでツライ

頼むから、ペンシオンのある通りにはいないでくれ

若いのが集団でいたなぁ
コワかった
何されるか、わからないからな

車でもあれば1番いいのだが これは仕方のないことなのかな

う~ん
近くのアパートを借りようかな

きっと、ペンシオンの主人、毎晩心配してるんじゃないかな

でも、仕方のないことだ

生活するためにお金を稼いでいるのだから

それをジャマするバカにデクワしたら、ブックラスしかないだろう

そんなところかな

それとバイトの方は、初日に比べたらかなり自信がついた
というより、自信をつけられた、という感じ

お客さんが良かったのかなぁ

昨晩は1人だったから、やらなくちゃという気持ちがあったんだろう

なぜ1人だったかというと、一緒に仕事をしているタカシくんの会社の観光バスが大炎上したみたいだ

ドレド街道で反対車線から、車が突っ込んできたみたいだ

そして、日本人8人とスペイン人が2人、亡くなったそうだ

南無

観光でも行くか~というノリで来たスペインで、 いとも簡単に人が死んでしまう

ただ、運が悪いというしかないのかもしれない

本当にいとも簡単に人が死んでしまう

人って何だ?

俺も夜中歩いていて、スペインにいるバカにナイフで刺されたら死んじゃうだろうな

人間って何だ?
俺はいつ死ぬんだろう?

死ぬ時は日本がイイな

それもゼイタクをした後だ

だから、スペインにいる時は、絶対気を抜けない

刺されるわけにはいかない
荷物だって盗まれていいものなんて1つもない

絶対、気を抜けない

だから俺は、日本に帰りたがっているんだろうな

でも、今はガンバるんだ

もう耐えてガンバるしかないんだ

なんてったって、自分自身が決めたことだから

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この記事を書いた人

私は運の強い絵描きです。
3歳の時、大きな川に落ちましたが、無事生還し、その後はたくさんの良い人たちに出会うことができました。
スペインでマドリードリアリズムを学び、十数年後、抽象画に目覚めた私は、これからも多くの人に癒しと幸運を与えられる絵画をお届けします。

I am a strong luck painter.
When I was 3 years old, I fell into a big river but survived.
And I am a professional interviewer who has changed jobs 23 times and met many good people.
After studying Madrid Realism in Spain, I discovered abstract painting more than ten years later, and will continue to deliver paintings that can bring healing and good fortune to many people.

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